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ご存じですか?家祓い

家祓い

2022年最後は、こんなお話です。
昨今、リノベーションやリフォームをすることを前提で中古住宅をご検討されている方が本当に増えたなと思います。実際、不動産流通機構のデータでも中古住宅の成約数が新築住宅を上回り、2016年以降はずーと中古住宅優位の市場状況が続いてます。

そこで、本日のお話は宅建を取得してこの仕事について間もないころ、中古住宅を購入して頂いたお客様と一緒に体験したお話を、名古屋市瑞穂区・新瑞橋駅周辺エリアで
お住まいをお探しの《あなた》に向けて【こぼれ話】として
1つお伝えさせて頂きます。

「家祓い」ってご存じですか?
聞きなれないと思いますが、井戸のお祓いや、地鎮祭、竣工祭はご存知な方もいるかと思います。それの親戚な様なものです。中古住宅の中や、敷地内を神主様にお祓いして頂き、お清めして頂く神事です。

お祓いする理由は?

時購入して頂いたお客様は、宗教熱心な方ではなく、ごくごく普通の方でしたし、心理的瑕疵のある事故物件ってわけでもありませんでした。気になって理由を伺ったら、「昔、自分の両親が家を建てた時に地鎮祭を体験して、今でもの記憶に残っている。息子達にも体験してほしかった」という理由でした。家族を大切にしているんだなー、と思ったことを覚えています。

神主様にお話を伺ったら、これからお世話になる土地の神様にキチンと挨拶をしないとすっきりしないと感じた方、前の所有者さんが地鎮祭を行ったか確証が持てない方からの相談が増えたと、おしゃっていました。
個人的には、中古住宅では前に住んでいた人の〝気配〟や〝気持ち〟残ってるように感じる人もいる為、意識すれば居心地悪く感じる事もあるかなと思います。あくまでも気分的な事であっても、これらを浄化して解消するといわれるお祓いはいいかなと思います。

お祓いってどんなことをするの?

神主様に執り行ってもらいます。祭壇を組んで、尾頭付きの鯛、日本酒、清め塩、米、野菜、果物といったお供え物を準備して、祝詞を読み上げてもらい、白いあれでブッワサブワッサしてもらい、家の中、敷地内を神主様と一緒にお酒やお米を撒いてねりあるきます。
時間としては、1時間ぐらいかかりました。
費用は、初穂料と呼び当時は5万円でした。今も相場はそんな変わっていないと思います。
依頼の仕方は、神社に直接問い合わせを行うか、不動産会社に探してもう方法になります。

最後に

お祓いやお清めは迷信だ、気休めだと思われる方が大半なのは重々承知してます。ですが、生活の基盤となる「住処」となれば、気持ちよく暮らせるように整えときたいですよね。
中古住宅は、リノベーションやリフォーム等の建物のメンテナスや手入れに力を入れがちです。目に見えない〝気持ち〟もしっかりと整えて新生活を気持ちよくスタートさせましょう。

2023年もよろしくお願い致します